わんこちゃんは金環日蝕に反応していたんでしょうか、遠吠えとか 
にゃんこは何時もと変わらぬ日常でした。
朝のお仕事(ママ起こす→ご飯→トイレ)終わったから、ボク寝るよ＠雪丸
その日も朝からテレビでは金環日食のことばかりでした。
我家は丁度日の出の方向に裏のお宅、左右にも家があるので
天体観測には不向きです。
それでも裏に並ぶ家々の隙間をぬって
台所の窓から朝日が差し込み、
朝、一番明るいのは台所。
朝ご飯を食べて口の洗浄消毒を済ませた ちーは
台所を向いて、いつもの寝床で毛布に包まり
いつののように私の動きをじーっと監視していました。
それが段々暗くなっていく台所に気付いたらしく、
気付いたら私から目を離して
何もない台所をひたすら見詰めているではありませんか。
おや。外の異変に気付いたか
おかしな顔をして台所を見詰める ちーと
別の寝床で仰向けに転がって口を開け
お股もパッカリ開いて爆睡中のコマ。
本当に異変に気付いているのか気になって
ちーにそっと近付いて
「ちーちゃん、
何だかおかしいねぇ。お外が暗いねぇ」
と声をかけても見向きもしない。
「ちーちゃん達が晩御飯を食べる時みたいだねぇ」
と言ったとたん、背筋がシャキーン 
いま、『ごはん』っていった
という言葉が聞こえてきそうなキラキラ 
した目。
「や。今ご飯食べたじゃん。
朝ご飯食べて、お口を綺麗にしたばっかじゃん」
『ごはん』っていった
「『ご飯』じゃない。『違う』」
『ご飯』『違う』に
むーっ 
とした顔で私を見る。
「今、晩ご飯食べたら、お昼ご飯ないけどいい
お前の犬生の中の一食がなくなるんだけど、いいの 」
『ご飯』『ない』『いい？』の言葉を拾ったらしく
むーっ としつつも寝そべって、また台所に目を向ける。
段々明るくなっていく頃には、
朝から咳が酷くて薬も飲んだからか
ちーはウトウト。
コマは全く気付かないで終わった金環日食。
その日の朝、最後の咳止めの薬の飲んでしまったので
病院に行ってきましたが、
口の中を診ていた若先生の顔に鼻水飛ばして帰ってきたちー。
勿論平謝りなのは、この私 (T▽T)
慣れてるからいいけどさ・・・・・
きょうは少し暗いね程度 
ヒトの熱狂は伝わらない。
夢中になったのは、うちに来てから降る雪を窓越しに見たときだけかなぁ
それも翌年からは、興味無しになったけど(苦笑)
からお借りしました。
