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5月1日

主語がないのが致命傷?

現実生活でもネット上でもうんざりするのが、わざわざ紛争を作り出そうとする人々だ。
相性が悪いことは明白なのだから、必要な接触にとどめて無益な争いは回避するのが大人の知恵というものだろう。
ところが、この人々は「むかつく相手」を見ると放っておけないらしく、必ず駆け寄ってきて人格攻撃からはじめる。
決して自らの名誉を守るために参戦するのではなく、火のないところに煙を立てに来るのである。
内容は相手の言動への非難がメインで、人格攻撃をもって終わる(捨て台詞、とも言う)。
最後には第三者への非難までにじませる。
「あなたが良い人間関係だと思いこんでる人たちね、
あれはあなたに対して腹を立ててもあなたのことを見放してるから何にも言ってくれないの。
あなたのことを本当に思ってやってるのは私なんですよ。
あなたはこのままでは最低の人間になるって教えてやってるのに、どうして分からないの?」

同じような言動であっても、ある人の行為に関しては何とも思わないのに、特定の人に対しては不快感が募る、
あきらかに相性が悪いのだ。
「私」が「相手」に苦手意識を持っているのである。
相性の悪さとは、自分の心の問題だ。
言い換えれば、相性の悪い当の相手には(こちらに対して積極的でさえなければ)何ら責任はないのだ。

この人々は自分の感情を即座に言動で表現しているのだが、相手への嫌悪感が自分の感情に起因するとは気が付いていないのではないだろうか。
彼らは必ず相手が悪いのだという。
「だってあいつが○○って言ってた」
第三者の耳にはその○○より彼の罵倒の方が数倍不快なのだが…。

感情(衝動?)コントロールの術を持たないというか、理性に著しく欠けるというか、このような人々にとって日本語は大変に都合の良い言語なのかもしれない。
彼は、自分自身の感情であることを宣言することなく、相手を非難できるのだ。
「あいつ、むかつく」と。

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5月5日

サービスはサービスしときません

市場において。
供給者はものやサービス(商品)を提供し、その対価を求める。
消費者は自らのニーズや予算に合わせ、ものやサービス(商品)を選択する。
両者が一致するところで売買が成立する。

ところで、「サービス」というともう一つ意味がある。
「奉公」と言い換えることのできる、無償の行為あるいは金品を指す。
「サービスしときます」と言う時のサービスだ。
現在ではまだこの2つがはっきりと分けられていない。

従って、供給者も消費者も自分に都合の良い方の意味合いで「サービス」を使う。
たとえば、飲食店の商品はあくまでも「タイミング良く目の前に置かれる料理」(ものとサービスがそろってはじめて商品になる商品)だと思うのだけれど、客がいるところで私語に興じている従業員を見たことがある。
この従業員達は、飲食店の商品を料理だけと割り切り、自分の仕事はあくまでも「サービス」であり、やってもやらなくてもいいんだと認識していたのだろうか。
たしかに、無償行為としてのサービスなら、やろうとやるまいと供給者の自由裁量だろうが。

逆に消費者の側も「お客様は神様です」を持ち出し、不当にサービスをせしめようとする人がいる。
これは客の側が言う台詞ではない、もともとは大物歌手というちやほやされて当然の立場にいた三波春男氏の言葉なのである。
大物歌手が言えば謙虚だが、顧客が言えば威圧的で傲慢である。
この顧客は、恫喝や詭弁を駆使して、本来なら対等である関係を上下関係に変えようとしているのだろうか。(単に自分が本当に「神様」の一種であると思いこんでいる人かもしれない。)

混乱している現状ではあるが、これらはやがて収束していくだろう。
サービスの評価がきちんとなされるようになり、商品としてのサービスには対価が必要で、おまけとしてのサービスは親和的人間関係ができあがった同士で成立あるいは幼児などの特権というように認識されていくだろう。
私自身はその時(近未来)に照準を合わせて、正当なビジネスを追求したい。

だから、サービスはサービスしときません。

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5月25日

「運動しないで痩せる」に反対

「あるある大辞典」の捏造が誰にでも知られてだいぶ経つ。
あの番組の論旨は「努力せずに望むものや状態を金で買え」だったと思うが、その主張を正当化するためには捏造が必要であったことが分かったのだ、
納豆ダイエットに踊った人や振り回された人には気の毒だったが、良いことであると思う。

しかしながら、「努力はしたくない、でも痩せたい」を女性なら誰しも願うべきものとして、押しつけてくる勢力が存在する。
そう。スパムメールである。
各種無料サービスを利用する引き替えとして、あるいはポイント稼ぎのアンケートモニターとして、私が「女性」であることをあかそうものなら、ダイエットと美肌のおしつけ情報が炸裂する。
スパムメールはいちいち読んでいないが、うっかり開けてしまうとうんざりする。
スパムは叫ぶ。
「科学に頼るな、信仰せよ!」

まるで「努力せずに望むものや状態を金で買え」が不可能であると知られたことなど、なかったかのようである。
商品が変わっただけで踊る女性はいないだろうと思うのだが。
「女はバカな方が可愛い」という昔の物言いにハタキをかけて持ち出してくる女性を捜しているのかもしれない。
売れ行きが悪くなったので、受信拒否してもスパム業者はmail addressを変えて送りつけるのかもしれない。
それは洗脳なのだろうか、あるいは嫌がらせなのか。

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