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女の職場
ネタにマジレスします
下請けの恩
目には目を歯には歯を

7月1日

女の職場

私が高校生の頃、世間一般の女子校のイメージは「陰湿」「女の子が(他校の男子や若い男性教員をめぐって)競い合う」といったものだった。
ところが、実態は男子の目がないだけに、(当時の感覚で言えば)女の子達が中性化してしまっていた。
当時のスポーツ強豪校が軒並み女子校であったことに大いに頷いたものだ。

そのような経験をしただけに「女の職場」なるものも実態と世間一般のイメージには隔たりがあるものと思っていた。
まして、現代は男女共学校の女子ですら、男子に対して一歩引いたりしないし、全力を尽くせる子だっている。
今や勉学やスポーツに本気で打ち込むかどうかは本人の個性にのみより、
性別の影響はずいぶん小さくなっているのではないかと感じる。
となると、「女の職場」だからといって、「陰湿」で「嫉妬深く」「口うるさい」とは限らず、
ただメンバーの性格とリーダーの統率力によるものと考えた。

しかし、残念なことにやはり「女の職場」にありがちな問題はあるようだ。

同僚や上司の悪口は男性だってさかんに言うだろう。
しかし、その場は職場から離れたアルコールを出してくれる飲食店であり、職場でしかも業務時間中にやることはない。
女の職場にはそれがある。
誰がその場にいようとおかまいなしだ。(当の本人でなければ)
聞かされる方は堪ったものではない。
「そんな人じゃありません」も「その人誰?」(しばしば退職者を悪し様に罵っている)も御法度だ。

どう考えても破廉恥なその行為を彼女たちは楽しんでいるようだ。
人の趣向をとやかく言う気はないのだが、聞かされる方は苦痛である。
だから、好きな者だけが、業務時間外にアルコール代を出してやってくれればいいと思う。

彼女の「ストレス発散」によって私がストレスをため込んでいるのだから。

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7月7日

ネタにマジレスします

ジョークがジョークですむうちはいい、
しかし踏み越えてはならない一線は存在する。
その一線がどのあたりにあるのか、それは人それぞれだ。
寛容も非寛容も個性である。
が、相手に一方的に寛容であることを強要する言い回しが存在する。

「ネタにマジレス」(相手を揶揄する調子で)

相手に不快感をもたせる言動をしておきながら、相手の不快感表明を拒絶している。
卑劣なイジメを犯しながら、その犯罪が発覚しないようにさらに「チクルな」と恫喝する子どもと、思考パターンが似ているように思える。

そもそも。
許容と非許容の境界がどのあたりにあるのか、まずは探るところからはじめるのが一般的な人付き合いではないのか。
すれすれのジョークを飛ばすのは親しくなってからだろう。

ジョークを受け取る側にとってみれば、
親しい相手からのブラックジョークなのか否か、
公共の場でなされた言動か私的空間での言動か、
によっても許容度は変化する。

初対面の人間にも、公的な場であっても、失礼な言動をし、それが許容の範囲であると独断した上で、
自分の勝手な決めつけに反する行動(不快感の表明)をしてきた人に対して、さらに侮辱してみせる
…… 私にはとても信じられないが、それはかっこいい行動ででもあるのだろうか?

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7月22日

下請けの恩

新潟が大地震に見舞われた。
突然のできごとに、亡くなった方、避難所にいる方々、危険を承知で自宅にいる方々、
それぞれに大変なことだと思う。

人の被害が大きかったが、ものの被害も大きい。
日本でもっとも華やかな扱いを受ける自動車産業が今やストップしているのだ。
恥ずかしながら、私は新潟でそんなに自動車部品が作られていたことを初めて知った。
愛知県の豊かさ(H16年度県民一人あたりの所得が東京/456万に次いで日本第2位/344万)はしばしば自動車産業で説明されるが、新潟県も少しはその恩恵を受けているのだろうか?
統計を見た。
同年度県民一人あたりの所得は全国第23位/269万であった。
恩恵があるのかないのか分からない。

逆のことは言える。
花形産業はよく報道され、政策上も大事にされていて、間違いなく勝ち組だ。
しばしば、格差は資本主義につきもの当然のものだと、負け組を見下す発言をしてはばからない勝ち組がいる。
だが、実態はどんなにもてはやされる花形も地道に働く人々があってはじめて成り立つのだ、と。

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7月29日

「目には目を歯には歯を」

日々不愉快な思いをしている時、それをもたらすのが誰か明確ならば
相手と同じように振る舞ってみることは大変有効な手段だ。
相手に反省はないだろうが、周囲を驚かすことはできる。

特定の人物だけが不愉快な言動をしてくるだけなら、密室にでもいない限り耐えられるだろう。
その人物がターゲットにくりかえしくりかえし嫌がらせをしかけることに周囲が慣れ、あまつさえそれまで常識的な人であった者までがターゲットに攻撃を仕掛けるようになる。
そうなる前に、遅くとも周囲の攻撃が常態化する前に、ターゲットは反撃に出なければならない。

だが、ターゲットにされる人物は「おとなしいから反撃してくることはない」と見込まれている人物だろう。
応戦していくことはできない。
せいぜい、相手の嫌みや当てこすりを大きめの声でオウム返しにするくらいしか思いつかない。

(相手が上司でなければ)勇気を出して、相手の威圧的な態度をマネしてみてはどうだろう。
その人物の尻馬に乗っていた人はギョッとする。
逆ギレされる可能性もあるが、大あわてで傍観者の位置に引き返すだろう。

不遜な態度のコピーをしたターゲットは、まずはそのあまりの品性のなさに自己嫌悪に陥るだろう。
そして、不当に攻撃してくる人物の品格を身を以て知り、ばかばかしくなってくるに違いない。
ばかばかしいけれど、そのばかばかしさに合わせておかなければならないと思う。
社会人ならば、競争相手は同業他社ではなく部署内の同僚。
学生ならば、競争相手は全国の受験生ではなく仲間内の学年順位。
手段は目についたおとなしそうなターゲットを引きずり落とすことのみであり、本人が向上する気はさらさらない。
ターゲットにされたからといってそのような卑小な人物になる必要はないが、狭い世間がすべてで人を陥れる術に長けた人物はなんとしてでも振り払うことだ。
さもないと、じわじわつぶされてしまう。

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